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宝林寺(永楽村。現・千代田町)と広済寺の鐘(綱吉時代の梵鐘)

潮音道海が開いた広済寺。綱吉時代の館林城下町を信徒で賑わせた豪華な寺・広済寺。わずかな期間しか存在しなかった名刹。
なんとその広済寺の梵鐘が館林のお隣千代田町の宝林寺にあるという。奇蹟のような嬉しい出来事だ。
情報を知ってから、なんと1年以上も見に行けなかった。長澤理玄の顕彰碑も峠を越えたので、ようやく宝林寺を訪問できました。


2015年6月4日(木)。前日の雨により空気が澄み渡り、爽やか初夏に訪れました。実に良いお寺です。
つたないレポートより、まずは写真。ご覧下さい。

宝林寺


【広済寺の梵鐘は端正な佇まい。国の重要文化財級の梵鐘】

寛文10年(1670)、館林藩家老・黒田信濃守が寄進した鐘。
鐘の銘は潮音の師である萬福寺第二世・木庵禅師の撰文。
宝林寺 梵鐘
(上2点、2015年6月4日 撮影・田中茂雄)
サイトは2015年6月8日アップ。