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- 館林城調査
前橋市で「館林城の再建をめざす会」4年間の活動を紹介しました。
【前橋市 文化国際課 歴史文化遺産活用室 主催 第一回学習会】
2016年6月23日(木)1時〜3時
会場:総合福祉会館
▲前橋市がアップしたフェイスブックより転載。
【4月22日、円教寺「お墓ガイド」の視察から始まる】
前橋市は歴史文化遺産を市の活性化に役立てるための組織を作りました。それが歴史文化遺産活用室です。参事は手島氏です。
設立は「館林城の再建をめざす会」の少し後。(ほぼ同じといってよい)
時代の変化が郷土の歴史を大切にする機運を加速したのです。様々な分科会のなかで前橋市内のお寺、神社、教会の歴史遺産に注目する企画テーマがりました。「館林城の再建をめざす会」が建てた円教寺のお墓ガイド(2015年11月末)とテーマが重なり、視察に訪れたのです。
視察の際に意気投合し、前橋での講演の依頼を受けました。もちろん喜んでOKです。
講演までに活動記録をまとめました。
1)時系列に整理したパンフ
2)プロジェクト別に整理したパンフ
共にA3両面にびっしりと。プロの仕事なのでデザイン・印刷しました。
(画像は後送)
【午前中は雨、会場入りした12時に雨があがりお天気に】
前橋は高校3年のインターハイ群馬大会の開会式を見学にいって以来。(なんと約50年も昔のこと)
17歳の夏だった。足高3年生だった私は、群馬総体に感心があり、せめて開会式だけでも体験しようと、東武線と両毛線を乗り継いで前橋へ。
駅からはバスで敷島競技場へ。お天気も良く満員の競技場で開会式を楽しんだのです。
ホスト県であった高女(高崎女子高
)の生徒会長が挨拶をしたのです。堂々としていて爽やかですばらしい挨拶でした。
群馬も栃木も県立高校は別学が普通の土地柄、女子高生に免疫力のない男子高生だった私はファンレターを高崎女子高生徒会長宛に送ったのでした。
◎
昭和44年の高校総体を検索したら、なんと「群馬ニュース第73号。映像」がユーチューブにアップしていた。
開会式の映像が残っていたのだ。(ユーチューブに感謝)
皇太子ご夫妻もご臨席されていて、なんとも懐かしい映像。(高女の生徒会長の映像はなかった残念)映像には皇太子ご夫妻が館林を訪問したときの映像も、日清製粉の正田貞一郎氏も写っていた。
素晴らしい映像。群馬県民必見の映像だ。
▲群馬県広報室がユーチューブにアップしたニュース映画。47年ぶりに敷島競技場を観ました。群衆のどこかに私がいます。
(2016年6月28日キャプチャーしてアップ。田中茂雄)
やはり高女生徒会長からの返事は届きませんでした。2割ぐらいは返事を期待していたのでがっかり、
それ以来、高崎と前橋には縁がありませんでした。 今回漸く縁ができました。長かった。
47年ぶりの前橋でしたが、車のカーナビに案内されるままに行ったので、当時の面影はまったくわかりませんでした。
会場は元女子高を改装した建物で、広大な敷地に学校のような建物がたっている。整備された施設です。
10時に館林を出発。途中はかなり激しい雨。50号から北関東自動車通にのり、伊勢崎ICで降りて前橋へ。1時間半で到着。
(東京よりやや遠い。高速道が中途半端なラインを走っていて無駄が多い)
予定よりかなり早く到着したので、1階のカフェでお休み。
「よみがえる館林城展」で使用した展示パネル約20枚を用意。
印刷物の資料はかなり用意。(館林城の魅力を前橋のみなさんに伝えたい)
1時、予定どおり講演開始。
参事の手島さんの紹介で始まりました。(参加者は約30数名。年齢は高めです。私より先輩でした。)
講演終了後、群馬テレビの社員で甥のU太くんが前橋市内を車で案内してくれました。
半世紀ぶりの前橋は美しい町でした。街路樹も立派で道路も整備され、広瀬川の水質もよく河畔も整備されている。
有名なシャッター街も別にどうということなく、今や全国いたるところでみられる風景です。
すさんだ感じもなく、良い感じに閉まっていて違和感をかんじませんでした。
(全盛期を全く知らないので、お気楽な感想ですみません。)
前橋城の遺構付近は県庁の庁舎が目立ちすぎて台無しです。
お城の価値を損なうたてものですね。旧庁舎は素晴らしい。 だいたい群馬のように土地が余っている国でどうして高層の庁舎をたてなくてはならないのか理解に苦しむ。発展途上国の目立ちたい病を感じるね。(建物はいずれ壊す物なので、次の県庁庁舎は木造平屋で建てて欲しい。群馬の木材を多用して作ればよい。設計は妹島氏がいいね。フランスに建てた美術館のような建築がよい。
場所は赤城山麓として、広さは牧場並にしてほしい。車でアクセスするのでどこでも良いし。市民サービスはドライブスルーで対応して欲しい。自家用車所有で有数の県なのでそうして欲しいね。
よって、城の面影はかんじられませんでした。残念です。江戸時代最後の城として全国にアピールできる城なのに。
町中に赤煉瓦造りで倉庫のような建物を目にしました。いい。素晴らしい。大切に残して欲しい建物です。
1時間しか時間がなくて、ゆっくり観察できませんでしたが、館林より数倍きれいなまちでした。
歴史の風情は館林のほうがやや残っている。
4時半出発、館林で空手の指導があり急いでもどりました。
(2016年6月28日アップ)