最新情報/館林城調査・研究・提案

櫓(やぐら)研究

櫓メイン

絵図面は収蔵元の国立国会図書館の許可を得て掲載しています。

櫓研究

堀全図
城のシンボルとなる三重櫓。絵図面を拡大してじっくり見る。読み込む。近代絵画のキュビズムのような2次元で3次元を表現しようとした当時の絵師の視点を理解しなくてならない。正面から描きながら側面も書き込んでしまう超技巧を読みとかなくてはいけない。私は建築家ではないがデザイナーなので表現についてはプロである。表現者の意図を理解しやすい視点を持っている。館林城三重櫓を解明するには、多くの櫓を収集し歴史をしらべ、構造を分析しなくては。そして専門家からの意見を伺いたい。

堀全図02

江戸城は櫓の宝庫。沢山の櫓があった。三重櫓6棟、二重櫓10棟、平櫓4棟、多聞櫓26棟なり。壮観!
幕末に英国の写真家・ベアトが撮影した質の高い写真がある。画像ソフトでさらに補正したのが下の二の丸の写真。各種櫓のサンプルのような写真だ。それにしても美しいね。江戸城二の丸撮影ベアと
つづく