最新情報/館林城調査・研究・提案

2015年2月7日 足利市で館林城の講演をしてきました。

【足利市主催  NPOボランティア講座「まちをデザインしよう」
演題「デザインで館林城がよみがえる」 】 
2015年2月15日 

足利市の市民活動支援課から館林城の再建をめざす会の活動を話してほしいと依頼されて、昨年の2月7日に開催予定でしたが。大雪で中止。(記録的な大雪でした。足利では30センチも積もった)
ようやく1年ぶりの実現。今年は穏やかな天気でした。
会場は足利市生涯学習センター。街の中心部にある小学校が生徒減で統廃合となり、使われなくなった小学校の施設を改修して仕様しています。校庭も広く建物も立派です。千代田区の番町小(私の子ども達が通った)の約1.5〜2倍の広さ。田舎は恵まれてます。
参加された方々は市の職員関係が5名、NPO・ボランティア団体と一般の方が40名。ちょうど良い集まりです。

【講演の内容】

足利市のNOP・ボランティア団体は足利の街を魅力的にするための活動をなさっています。問題意識が高い。
私より優れた方々がたくさん集まってくれました。
私の仕事は、足利からみれば、さほど興味のない隣町の館林の魅力を伝えることです。
足高に通ってわかったのですが、足利の人は館林にまったく興味がないということです。特別な用事でもないかぎり訪れません。
それはしかたないことです。館林が足利より多くの面でまさっていたら、面倒な電車通学までして越境入学しません。
私の高校時代、館林からの生徒は2割弱いたのでは。(現在は足利でなくて太田へ流れてます。)

2015年2月7日足利
 

【まちづくりへの提案:回想法というキーワード】
【ADL記憶】もキーワード 

1時間の講演用にまとめたパワーポイント。38ページにまとめました。
グラフィックデザイナーは、仕事ではあまりパワーポイントを使いません。もっぱら使用するソフトはイラストレーターとフォトショップとインデザイン。ほかにドリームウィーバーなど。パワーポイントを使用したプレゼンテーションをほどんどしません。
それでパワーポイントの作り方がうまくありません。ほとんどイラレやフォトショップなどで作った画像をページに貼り込んだだけのものを制作しました。
まちづくりの考え方に心理療法の理論「回想法」を活かしてみました。
懐かしいまちの景観には大切な理由がある。
ADL記憶を保持させる機能があったとは。認知症の改善にも有効。
20150207足利講演ぱわぽ 足利での講演資料。パワーポイント全38ページ