最新情報/館林城調査・研究・提案

講談社ブルーバックス最新刊は「城の科学」
内容が素晴らしい。城好き必携の新書 。

【萩原さちこ著「城の科学」】2017年11月20日発売 
この一冊でお城見学がさらに楽しくなる。

11月18日、市ヶ谷の文教堂書店・新書コーナーで目に飛び込んできたタイトルが「城の科学」。
私のカラダは「城」の文字に速攻反応する。
新書といっても理工系の新書(ブルーバックス)だ。ブルーバックスは歴史もありテーマも面白くて好きな新書である。
さっそく購入。(磯田道史の新作新書(共作)も購入)市ヶ谷の文教堂はエクセルシオール(カフェ)と店内で繋がっている。居心地の良い書店なので愛用している。さっそく カフェラテを注文して読書。

城の科学表紙
▲表紙カバーの浮世絵は、歌川貞秀「真柴久吉公 播州姫路城郭築之図」
 (この絵は初めて見ました。面白い。しかも上手い。建築パース画のようだ。もっと評価されるべき絵師だろう。)

※歌川貞秀(さだひで1804〜1879)は幕末期の人気浮世絵師で鳥瞰図を得意とした。現代に通じる視点の持ち主だ。 明治になると開化絵の秀作「築地ホテル館」も描いている。建築パース作家の元祖!だね。)

著者の萩原さちこ氏は1976年(昭和36年)東京都生まれ。青山学院大学卒。小学2年以来の城好き。
大学卒業後、制作会社や広告代理店などを経て、現在はフリーの城郭ライター、編集者。
著書に「わくわく城めぐり」(山と渓谷社)、「戦国大名の城を読む」(SB新書)、「日本100名城めぐりの旅」(学研プラス)、「お城へ行こう!」(岩波ジュニア新書)、「図説・戦う城の科学」(サイエンス・アイ新書)、「江戸城の全貌」(さくら舎)など多数。
公益財団法人日本城郭協会理事・学術委員会学術委員。

城の科学誌面紹介
(▲著作権に配慮して誌面の解像度を低くしてる。誌面の雰囲気を伝えたいだけなので・・あしからず)

お城ブームが末永く盛りあがることが大切なので、お城の素晴らしさを広めてくれる出版物は大歓迎。
こうした出版物に館林城が紹介されるようになるのが願い。
そのために「館林城の再建をめざす会」は微力ながら活動してます。 ほんとうに微力・・・。微力。

 (2017年11月20日制作:田中茂雄)